2021

この度、石川県の食素材で「生麩まんじゅう」を3品お作りしました。

そのため、皆さまに味わっていただきたいので、ハロウィンキャンペーンを開催いたします。

お作りした商品は、

「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」

「ふうプリュ(金沢棒茶)」

「ふうプリュ(ルビーロマン)」

です。

今回は「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」をご紹介します。

 

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 生麩まんじゅう「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」とは

 

 昨年からのコロナウイルスの影響で、石川県への経済にも多大な影響をもたらしている現在、生麩製造会社である「(株)麩金」が、何か少しでも石川県の魅力を県外の方に知っていただくために出来ることはないかと考え、地元で栽培もしくは製造されている「特産物(果物、野菜、お茶)」を使用して、新たに「ふうプリュ」の新製品を3種類を作りました。

 その3種類とは、ふうプリュ「ルビーロマンあん(2021年6月発売)「打木赤皮甘栗かぼちゃあん(10月発売)「金沢棒茶あん(10月発売)です。

 今回はその内「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」にスポットを当ててご紹介します。

 


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製品の詳細

「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」について

 

 加賀野菜「打木赤皮甘栗かぼちゃ」を用いて作られた「打木赤皮甘栗かぼちゃあん」を、石川県金沢市の伝統食材「生麩」で包み、誕生したのが生麩まんじゅう「ふうプリュ(打木赤皮甘栗かぼちゃ)」です。

 

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外観

 「(株)麩金」が作る麩まんじゅうとしては、少し小ぶりで可愛らしい見た目です。

 カップ笹の中に入っており、某国民的RPGに登場するモンスター「スライム」が笹の帽子をかぶったような外観となっております。

 半分にカットすると、鮮やかな「かぼちゃ色」のあんが入っております。「打木赤皮甘栗かぼちゃ」の特徴的な「朱色」の皮も、ちらほらとみられます。

 

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食味・食感 

 「加賀生麩」で包まれた「打木赤皮甘栗かぼちゃ」のあんは、もちもちとした生麩の塩味に引き立てられ、とても甘くてかぼちゃの風味が濃く、粘度のある食感です。

 かぼちゃの概念を打ち砕くような味では当然ありませんが(かぼちゃですので・・・)、期待を上回るかぼちゃ感があります(個人的感想です)。

 

素材

 金沢市農産物ブランド協会が認定する「加賀野菜(※)」の内の一つ、「打木赤皮甘栗かぼちゃ」を用いたあんこを使用しております。

 皮の色がとても鮮やかな「朱色」で、瑞々しい粘度のある食感のかぼちゃです。

 主な用途は煮物で、金沢の料理に彩りを添えております。

※ 「加賀野菜」とは、金沢市で昭和20年以前から栽培されていて、現在も主に金沢で栽培されている野菜です。

 

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 外出するのもままならず、大切な方にお会いになる機会がなかなか作れない昨今、ギフトに「石川県の特色ある生和菓子」としてお選びいただけましたら幸いです。

以下、「加賀生麩処 茶庵 オンラインショップ」リンクです。

ぜひご来店、お待ちいたしております。

 

 

ふうプリュとは

DSCF1342044_1-1 「ふうプリュ」とは、石川県金沢市の伝統食材「生麩」を製造してます「(株)麩金(ふうかね)」が、生麩であんを包んだ「生麩まんじゅう」の新しい味として、「ふうプリュ」というブランドで製造している、すこし小ぶりな可愛らしい麩まんじゅうです。

 

 以前は8種類のラインナップがあり、内容は「こしあん」「つぶあん」「いちごあん」「まっちゃあん」「紫芋あん」「五郎島きんときあん」「チョコレートあん」「キャラメルあん」でしたが、今年より3種類の新商品(ふうプリュ「ルビーロマンあん(2021年6月発売)「打木赤皮甘栗かぼちゃあん(10月発売)「金沢棒茶あん(10月発売))が追加となりました。

 

 


ハロウィンキャンペーンについて

 新商品発売に合わせて、ハロウィンキャンペーンを実施致します。

 キャンペーン期間は「10月22日(金)18:00 より 10月31日(日)23:59まで」です。

上記期間中、特定商品「10%OFF」です。

詳細は以下リンクをご確認願います。

 

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加賀野菜「打木赤皮甘栗かぼちゃ」とは

 

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概要

 加賀野菜「打木赤皮甘栗かぼちゃ」は、円錐状の栗のような形で、果肉は厚く粘質で、しっとりとした味わいのかぼちゃで、いわゆる「ほくほく」とした食感ではなく、水分を多く含んだ「ねっとり」とした食感です。

 皮の色はとても鮮やかな「朱色」で、通常の緑色の皮のかぼちゃを見慣れている方にとっては、珍しく感じられるのではないでしょうか。


歴史と現状

 昭和8年、金沢市打木町の篤農家・故松本佐一郎氏が、福島県から赤皮栗(西洋かぼちゃの走り)を導入、選抜育成し、昭和18年頃に品種としてほぼ完成、戦後発表された品種です。

 その後、「打木赤皮甘栗かぼちゃ」として栽培が広がり、昭和27~28年頃から京阪市場で圧倒的な人気を博しました。

 当時としては、皮の色がとても鮮やかで美しく、果肉が厚く甘いことから、地元はもちろん関西、関東方面にも栽培が広がり、金沢の料理を彩り、親しまれました。

 その後は、生産しやすい品種にとってかわられ、また消費者の趣向変化のため需要が減るに伴い、栽培数も減りましたが、現在、ブランド化もあってか、市場からもひきあいが多くなり、栽培数も増えてきております。

 

リンク(金沢市農産物ブランド協会ホームページ
http://www.kanazawa-kagayasai.com/kagayasai/akakabocha/